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【ラスアス2】序盤の感想(ジャクソン~シアトル1日目)

2020.6.26ラスアス

ご無沙汰です、フジカです!
The Last of Us Part2(ラスアス2)を始めました!ということで、今回はラスアス2の記事を書いていきたいと思います。

ずっとFGOの記事のみだったのですが、そういえばこのブログは元々、好きなゲーム全般について色々書くつもりで作ったものでした。なかなか時間がとれなくてコンシューマーゲームについて全く書けなかったのですが、しばらくFGOの記事はお休みして(いや、でも…オリュンポスはね、とにかくキリシュタリアとカイニスがよかったですね。あの二人ホントよかったなぁ。)、今楽しんでいるゲームについて書いていこうと思います。

前作ラスアスとラスアス2(シアトル1日目まで)のネタバレがあるので注意!

前作、ラスアスについて

もちろんプレイ済みです。イージーで。(笑)
『The Last of Us』は細菌感染によるパンデミックで娘を失った男、運び屋ジョエルがエリー(抗体を持つ少女)を研究施設に届けるため、感染者や生き残った人間たち(略奪者)と戦いながらボストン~ソルトレイクまで旅をする…というゲームです。

ジョエルとエリー、この二人の関係が本当にいいんですよね。 失った娘と同世代の少女エリーは、ジョエルにとって旅の原因であり過去のトラウマを思い起こさせる存在だったのですが、いつしか守るべき存在になり、守られることもあり…大事な旅の相棒になっていく。

エリーもまた、細菌でたくさんの人がおかしくなっていくなか、抗体を持つ自分だけが取り残されていった孤独を抱えていました。「みんなあたしを置いて行った!あんた以外ね!」と、大事な人達の中にジョエルも含まれるようになっていたんですよね。

最愛の娘を失った男と、取り残された少女の旅路…なんとも胸がきゅっとなる二人を見守った前作は、素晴らしいゲームだなぁと改めて思います。

エリーとはぐれながらも研究施設に無事到着したジョエルですが、ワクチン研究にはエリーの脳を取り出す必要があると知ります。ここからのジョエルの戦いは賛否両論あるかと思いますが、プレイしていると「こうするしかない」という気持ちになるんですよね。何を犠牲にしてもエリーを取り戻すしかない、と。彼女が犠牲になることを望んでいたとしても。

時々このゲームは、誰かを殺す選択を選ばせることがありましたが、それがまたずるいんですよね。感染してマスクが壊れた人が『殺してくれ。化物になりたくない』とプレーヤーに訴えたり。それなのに、エリーを取り戻すために踏み込んだ手術室にいる医者は絶対殺さないと進まないんですよ。ワクチン研究をする善良な医者を殺すわけです。でも、この頃にはもうそんなためらいがプレイヤーにはないんですよね。(ちなみに傍にいる看護師は殺さなくても話は進みますが、殺すこともできます;)

プレイしている人間をいい意味で傍観者にさせないゲームだったなぁと思います。もうほんと色々と深く考えながらプレイをしました。

ラスアス2プレイ感想

前作の尊いジョエルとエリーの旅の終わり、ジョエルの弟が拠点を構えるジャクソン州から物語が始まります。

↑前作のジャクソン州のトミーのダム周辺。アメリカ旅行してみたくなる素晴らしい大自然ですね。2つの大きな国立公園があるようで、実際にこんな景色が広がっている場所のようで…いつか行ってみたいなぁ。

今回のテーマは復讐劇。成長したエリーが復習鬼になり、憎しみの連鎖からさらに凄惨な悲劇が…という不穏なあらすじが発売前から公開されていました。PVを見た限りは、エリーの恋人が殺されたのが原因のようで、ジョエルに「まだ続けるのか?」と問われ、「一人残らず殺してやるんだ!!!」と確かに完全に復讐鬼になっている成長したエリーの姿が。

エリーお姉さんになったな~~恋人は女性なのね…!(前作のDLCでもありましたが、エリーはLGBT)、ジョエルも年とったけど元気そうじゃん~~!などと、復讐劇にさして覚悟もなく私はプレイを始めたのでした。

※ちなみに難易度は一番簡単なベリーイージーです。(洋ゲーは日本のゲームより基本の難易度が高いので、スタンダードなんてとても選べない!)

ジャクソンでの生活

最初に少しだけジョエルを操作し、前作の研究施設からジャクソンに戻ってきた頃の回想がありました。前作の旅の途中の約束通りエリーにギターを教えてあげたり、2までの間の穏やかな日々を感じられるいいプロローグでした。

ジョエルを操作できることに少し安心していたフジカだったが、町が平和すぎて不穏な気配をぬぐえず。

トミーのダムはものすごい発展してました。もともとダムだった場所に人が何世帯か住んでいて、やっと電気を通したのが前作でしたが…なんと今作ではもうすっかり都市に!人間ってすごいな…と思いました。(ハウス栽培にビックリしてスクショをした)

エリーは起き抜けにちびっこと雪合戦をして楽しそうです。でも知ってるんだ…こんな平和すぎる景色は壊すためにあるんだってことを…!村焼きか??町焼きか???ここの住民みんな吊るされるのか?…と開始早々身構えていたました。

復讐者の存在

てっきり町が焼かれるのかと思っていたら、エリーの周辺パトロールが終わったあと、突如現れた謎の女性キャラ、アビーを操作することに。彼女は、彼女たち若者グループは誰かに復讐するためにこのジャクソンに来たようでした。え?…いや、もうそれ絶対ジョエルやん。。どんだけ前作で人殺しまくったと思ってるんだよ。。と前作プレイヤーならもうこの時点で(あわわ;)となるやつです。

そして最悪なことに、単独行動中のアビーとパトロール中のジョエル&トミーが出会います。ただの遭難者だと思ったジョエル&トミーはアビーを野良感染者から守りつつ、彼女の言う「仲間のいる廃屋」へとついて行ってしまいます。そしてその結果…

ジョエルの死

あまりにショックだったので、内容は語れませんが、ジョエルがしてきたこと全てがジョエルに返ってきた…という感じの彼の死でした。私は現時点でアビーの復讐の内容や原因を知りませんが、その矛先が正しくジョエルだったとしたら、ジョエルの死についてはわりと納得しています。

でも納得してても…か…悲しい…

まだ町が燃やされたり、町の人全員吊るされたりしたほうが、ショックが少なかったかもしれないです。。

墓参りのあと、ジョエルの家に行くと、たくさんの花と手紙がありました。プレイヤーはエリーとの旅しか知りませんが、パンデミック~運び屋時代まで、相当の修羅場をくぐってきて、生きるためとはいえ相当のことをしてきていたであろうジョエル。公式では「倫理観を捨てた男」という表現でしたが、そんな男が亡くなるまでの数年は、こんな花や手紙を送られるほどに穏やかな人生を過ごしていたんだなぁと思うと、やりきれない気持ちになります。

エリー、復讐の旅へ…

ジョエルの死は(たぶん前作でジョエルが殺った中にアビーの大事な人がいたんだろうなぁ)…などと、俯瞰して見られるので予想もつくのですが、エリーはジョエルを突然奪われたかたちになり、復讐を誓います。最初PVでエリーの恋人が殺されたから復讐する流れに見せたので、わりと復讐劇については「ふーん?」ぐらいの感覚だったのですが、そりゃあ復讐の旅がはじまりますわ…。あのエリーが何を奪われたらパッケージみたいな恐ろしい形相になるって、そりゃあジョエルですよ。

旅の仲間に恋人のディーナ(ムスリム系美人)を加え、一路シアトルへ向かうエリー。ジョエルを殺したアビーたちは、『シアトル解放戦線(WLF)』というグループに所属しているようでした。(ボストンを拠点にしていたファイアフライのようなものですが、彼らよりもっと過激派)
先にジョエルの弟、トミーが復讐の旅を先行していたので、彼を追う旅でもあります。

ん?待って…発売前の公式情報で恋人が殺されたっていうのを聞いていたんですが最初に…え?ディーナも死ぬ???ていうかトミーもやばくない?もう今から復讐と死の連鎖がこわい。。

世界を崩壊させた感染症の抗体を唯一持ち、もしかしたらその死で世界中の人々を救っていたかもしれないエリー。でもそんなエリーを生かしたのはジョエルで、そのジョエルの行動がジョエルが死ぬ原因になったかもしれない。そしてジョエルの復讐をはじめるエリー…なんという連鎖。すべてが繋がっているのを感じますね。ジョエルの死は誰が招いたわけでもない、ジョエル自身が招いたものだったわけです。たぶんね。

シアトル1日目

シアトル一日目から、感染者とWLFのメンバーとの交戦がはじまりました。狙いのアビーの情報を掴み、朽ちた劇場で一休みするエリーとディーナ。なんとディーナの妊娠(元カレとの子ども)が発覚したり、わりとグダグダな旅のスタートです。ディーナの元カレのジェシー(CV:杉田智和)はトミーの町にいた時に最初にエリーを起こしにきたキャラだったのですが、なかなかかっこいいアジア系イケメンだったので、また会いたいですね~。杉田ボイスならただのモブではないでしょうし、また会えるはず…!

シアトルの夜の最後には、ジョエルと恐竜と宇宙の博物館へ行った回想が。エリーの誕生日を祝うジョエルの姿は完全に休日のパパのそれ…!パパーーーー!!!(涙)
キラーマシーンジョエルの後を継いでしまったエリーとプレイヤーになんという酷な仕打ち…!!!

穏やかな日々の夢を見て、エリーはシアトル二日目の戦いへ挑むのでした。

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